小石原焼「人間国宝 福島善三さん（経済５７）」５年ぶりに個展を開催

　小石原焼陶芸家・人間国宝の福島善三さん（経済５７）の個展が、５年ぶりに福岡市の福岡三越デパートで１０月４日～１０月９日まで、開催されています。

小石原焼特有の優美さと力強さを併せ持つ作品１５６点が展示されています。

　福島さんは２０１７年（平成２９年）に人間国宝の認定を受けました。福岡県の陶芸家としては初めてです。

福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で３００年以上続く窯元（ちがいわ窯）の１６代目で、製作工程の全てを自らの手で行っています。

代表作は、乳白色で青みがかかった「中野月白瓷」で、約４ヶ月かけて製作されたそうです。

　１０月４日、有信会の川畑懿子理事長が、個展を見に行かれました。

「福島さんらしい美しい作品の数々に感動いたしました。有信会会員一同、応援いたしております。これからの活躍に期待いたしております。」と、話されていました。