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工学部・機械工学科(福機会)関東支部総会・懇親会に参加しました

 令和5年10月28日(土)、福機会関東支部総会・懇親会が開催されました。

参加者は、年長1回生の79歳(?)から最若の令和5年卒の3名までの19名。栃木や北海道からの参加もありました。場所は新橋駅裏の居酒屋2階、肩を寄せ合う会でした。

 はるばる福岡からの参加で、顔見知りは3人のみ、他は初見の方ばかりで、遠慮がちに座ったものの、皆さん和やか、和気あいあいの空気にはすぐなじみました。

 まずは総会から。私が初参加で、福機会会長だったので、まずは挨拶と自己紹介を兼ねて、福大教員になったいきさつ、九大で卒論をやったつながりで、研究室に入り、その後九大の先生の仲介で福大へ来たこと、流体を専門に選んだいきさつなど、約5分間ものスピーチ。そして乾杯、のどを潤しながら3枚の資料により

 ☆ 関東支部第37回までの流れの説明と苦労話

 ☆ 会計報告書とその説明

と、きちんと順を追って型式通りに総会を滞りなく終了しました。

 その後は、新卒者の紹介と挨拶、全員の近況その他報告を一巡し、自由歓談に華が開きます。話は、同窓会では定番の在学時の苦労話や先生の思い出から始まります。第1回生の子学部草創期の話。1回生は学生の年代の幅が広く、4歳程度の開きがある事。機械工学科の実習工場を自分たちで作業して作ったことが「機械工作実習」の単位になったこと。工場の工作機械を設置するために、文字通りの「工学基礎を作った」こと。初代教授陣の小田先生、和田先生、化学工学科を作った馬田先生の人間性あふれるふれあいの思い出など。そのまま記録して、機械工学科史が書けそうな話ばかりです。また、それぞれが関東地域に出て一人で頑張っていて、仕事の関係でたまたま機械工学科の卒業生(福機会)に出会ったエピソードなどもありました。

 先生に関する話では、初年度には在任されなかったが、その後、日揮から教授で赴任された白石先生の話題が出ました。白石先生が福機秋を立ち上げてくれたこと、白石先生の老後のホームでの改善運動への健闘の話など…また、後に学長になられた山下先生の赴任の頃の話も出ていました。福機会のメンバーの間で、お互いの仕事上での関係も結構あったようで、そんなエピソードも聞こえていたようです。

 私からも、現在の福機会の状況や活動の様子と機械工学科や有信会との関係、立ち位置などについて少し話しておきました。この会で気持ちがよかったのは、同窓会の席でありがちな、上級生から後輩への説教じみた話は皆無だったことかもしれません。

 会の場に、過去に制作した名簿や、工学部50周年記念誌も持参していただきました。名簿作成は平成15年最後で、その後は個人情報保護法により制約や苦情で調査や制作が難しく、同窓会の活動自体も困難になってきています。代わりに「機関誌を発行」してはどうか、という提案もありました。

 午後4時、一旦店を出て、新橋駅近くの公園の機関車の前で記念撮影をして1次会を散会しました。その後またしばらく歩いて、近くの居酒屋の呼び込みに応じて入店し、17時30分頃まで4人で2次会を堪能して別れました。

 

 工学部・機械工学科同窓会

福機会会長 山口 住夫

 

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