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地域支部情報REGIONAL BRANCH

  • 香川県支部
    支部長 髙木 憲章(法 46年)
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令和7年度 香川県支部総会の開催報告

令和7年度(第35回)香川県支部総会報告書

総 会 レ ポ ー ト

<第1部:プロバスケチーム「香川ファイブアローズ」の試合応援>

 11月29日の総会当日、今年2月にオープンした1万人収容の「香川県立アリーナ(穴吹アリーナ)」で、午後2時からB3リーグ「香川ファイブアローズ」対「東京ユナイテッド」の試合を応援した。「香川ファイブアローズ」には、今季「東京ユナイテッド」から移籍し、主力として活躍する今林萌(はじめ)選手(宗像高-福大)が在籍している。今林選手、決して身長は高くないが(184cm)、献身的なディフェンストと確実なドライブ、流れを引き寄せる味方との的確な連携、勝負所での鋭い決定力、いずれをとっても頼りになる秀逸なプレーヤーである。スリーポイントシュートも上手い。

 8月に同アリーナで行われたプレシーズンマッチ、香川県出身渡辺雄太選手(元NBA)の凱旋試合、B1千葉ジェッツ戦でも今林選手は見事な活躍をし、70-57の快勝を見せてくれた。

 この日は、後半追い上げられたが、今林選手の攻守にわたる活躍もあって、アローズは見事に勝ち切り、リーグ2位(ゲーム差1)をキープした。

 観客は凡そ3千人(翌日の試合は5千人)、千葉戦以来、今林選手は大人気となっており、彼のグッズは毎試合完売とのことだ。参考のために、当日のアリーナでの試合の様子と今林選手掲載のチラシ写真を添付。因みに、「香川ファイブアローズ」のライバル、「徳島ガンバロウズ」(現在リーグ1位)には青山晃也(小林高-福大)がおり、またB2の「愛媛オレンジバイキングス」には原田大和(大濠高-福大)がいる。

 アリーナ入り口で福大の幟を掛けて集合待ちしていると、ブースターの方が「頑張って下さい」と声を掛けて下さった。今林選手が福大出身ということを知ってくれていると思うと嬉しくなった。彼の人気が、今後の香川県支部を大きく支えてくれるかもしれない。参加者は、来賓2名を含む11名。

 なお、会場の「香川県立アリーナ」はJR高松駅から5分の距離にあり、シルバーホワイトの流麗な曲線が瀬戸の海に映える、非常に美しいツインドームである。今月4日に「世界で最も美しい建築物」を表彰するユネスコ「ベルサイユ賞」の最優秀賞に選ばれた。スポーツ施設としては、わが国初の快挙である。

<第2部:総会>

 創設第35回目の香川県支部(県内在籍者約380名)の支部総会が高松市の「JRホテルクレメント高松・雅の間」で開催された。大学から小玉医学部長、有信会本部から村上繁理事、大阪支部から原吉幸支部長、徳島県支部から有吉栄治郎事務局長、特別ゲストとして、武末佳子烏帽子会副会長、岡部良子千里山司法書士事務所長、井上喜雅株式会社喜雅代表取締役、田浦結城株式会社ファイブアローズ取締役ら8名のご来席を賜った。

 会員の出席は、医学部6名、商学部6名、経済学部4名、法学部3名、工学部1名、薬学部1名、体育学部及びスポーツ科学部3名の総勢24名。来賓を含めた総出席者は32名。

 四国ブロック3支部の内、愛媛県支部長の豊田氏は体調不良で祝電のみ、常連の医学部メンバー数名も学会が重なり、欠席となった。代わりに、転勤になっていた製薬メーカーの東京医薬営業本部長が駆けつけてくれた。

 <活動報告>

 松本副支部長が開会を宣言し、まず校歌一番「若き日の今日を学ばん」を斉唱。その後、物故者に黙とう。続いて、高木支部長が事業報告、会計報告、活動報告を行い、総会行事は無事に終了した。

 活動報告の中で、高木支部長が、有信会本部支部長会・代議員総会・会員大会、大阪支部関西総会、徳島県支部総会の状況を報告。

 また、大学の情報として、今年の薬剤師国家試験ストレート合格率が全私大中第2位、本学法科大学院の司法試験合格者が7名(在学中2名)であるなど、皆さんに報告したい出来事は沢山あるが、特筆すべきは11月21日金融庁発表の公認会計士試験合格者であり、本学商学部会計専門職プログラム(学部教育)から、1年生を含む在学中合格者が5名、卒業生が5名の計10名であったこと。特に、すでに高校で同試験の短答式試験に合格しており、この4月に福大に入学したばかりの大分県立爽風館高校出身の佐藤太晴さんが、わずか4カ月で見事に最終合格を果たしたと福大史上初の快挙を報告。

 また、高木支部長のガイダンスで、今春福大スポーツ科学部にアスリート入学した丸亀市出身、女子バレー部の押川優衣選手が見事に九州リーグで新人賞を獲得。その後も順調に活躍を続けており、今週の全日本インカレで、チームは東日本の強豪嘉悦大学、東日本インカレ準優勝の東海大、東海地区強豪の中京大を次々と破り、準々決勝に進んだことも報告。

 その後、高木支部長が今年の特別企画は医学部卒業生全員集合であること、また、小玉医学部長の講演終了後、今日の第1部の行事で試合を応援した「香川ファイブアローズ」から、今林選手および株式会社ファイブアローズの田浦結城取締役が練習後に時間を作って挨拶に来られることを報告。会場が大きく沸いた。

 <記念講演>

 今年は、ご来賓の小玉正太医学部長(医学部同窓会烏帽子会会長)から、「福大医学部・病院の現在と未来、福大創立100周年をひかえて」と題して、ご講演を頂戴しました。以下は、その要旨です。

 「福岡大学は1934年に創立され、現在9学部を擁する西日本屈指の私立総合大学となりました。2034年に創立100周年を迎え、今後ますますの発展が期待されます。またこの場をお借りしまして、卒業生の皆様に於かれましては創立100周年事業のため、是非ご寄付も宜しくお願い致します。

 さて、福大医学部は創立後53年、約5千人の卒業生を輩出しています。そして、その卒業生たちは、医療に関する地域社会での貢献をはじめ、大学・基幹病院での研究・若手医師養成、医師会等で地域医療行政に関わるなど、多岐にわたって活躍しています。

 また、福大病院本館は昨年5月に新館として開院しましたが、昨今の社会情勢の煽りを受け、その経営は厳しい状況にあり、赤字経営であることについてお聞きなられた卒業生の方も多いと思います。ただ、そのような中でも医学部・病院は一丸となり、経営改善に向けて鋭意努力をしていることを知って頂きたく、この場を借りて言及させて頂きました。その効果は徐々に現れ、今期の経常収支は昨年度に比べて改善傾向にあります。

 私自身も、医学部同窓会会長として、学部内外で同窓会事業を紹介し、同窓会の公共性、社会貢献の意義、知名度向上に努めています。一方、福大病院は、地域の中核病院として「あたたかい医療」の理念を掲げ、地域医療を支援する連携を強化する方向で進んでおり、特定機能病院としての役割と地域連携の強化、そして財政健全化と医療の質向上を両立させながら、福岡・糸島医療圏を中心としたネットワークを拡大し、高度な医療を提供できる体制の強化に力を注いでいます。

 また、福大病院新本館に隣接して来春竣工予定の第19号館(烏帽子棟/多目的棟)は、福岡市政と連携し、福大病院本館に隣接した災害拠点病院としての副機能を最大限に活かせるように、講義棟各階の机椅子等が収監されており、災害対策の主要な機能が移転可能となっています。同棟は、災害時病院の医療トリアージ(傷病の重症度、緊急度に応じた治療対象者の選別、優先順位の決定を行う医療情報拠点)の一端を担っているため、地域住民の避難場所である本学総合体育館と合わせて、いざという時に地域住民が頼れる医療機能を持った避難施設となる予定です。

 さらに将来展望として、福大病院は、医師の働き方改革の推進、教育・研究・診療機能の維持の両立を図るため、有効な運営体制を整備し、将来に亘って持続可能な経営基盤を確立することを目指していますので、今後共ご支援のほどを宜しくお願いします。」

 <香川ファイブアローズの田浦取締役、今林選手のご挨拶>

 小玉医学部長の講演が終わると、タイミングよく香川ファイブアローズの田浦取締役と今林選手が登場、会場は盛大な拍手に包まれた。

 まず田浦取締役が自己紹介され、試合応援のお礼を述べられた。その後、今林選手を紹介され、入団の経緯や現在の活躍状況、彼は非常に人気のある、球団にとって大切な選手であることなどを説明された。

 続いて、今林選手が自己紹介。この香川で母校OB,OGの皆さんに応援して頂けるとは全く想像もしていなかった。とても嬉しかった。明日も試合があるので、懇親会に出席できなくて残念。明日の試合も頑張るので、是非観戦にお出で下さいと招請。

 田浦取締役のご配慮で予定になかったサイン会が始まると、出席者全員が行列。スケジュールは大幅に遅延した。

 最後に、今林選手を前列中央にして記念写真を撮影。小玉医学部長がサイン入りの今林選手のチラシを持ってくれている。素晴らしい総会記念写真になった。カメラマンは、ちょうど本総会の取材に来てくれていた機関誌「有信」編集委員の松中友広氏、カメラも腕も確かだ。

 今林選手、明るく端正な顔立ちの好青年で、話す言葉も明確。人気が出るのも頷ける(チラシ写真及び記念写真を参照)。

 <来賓のご挨拶>

 来賓挨拶に移り、本学理学部応用数学科第一期生で理学部同窓会長の有信会村上理事(元福大大濠高校数学教諭)が福大大濠高校の現況について報告。教え子である現オリックス球団に所属するMAX160km超投手、山下舜平大選手の大濠高校時代の様子について楽しそうに話された(来賓多数の為、全員のご挨拶は省略)。

 最後に、司会の松本副支部長が祝電を披露。有信会本部・川畑理事長、愛媛県支部・豊田支部長、大正製薬株式会社・浦志本社医薬営業本部長、同黒岩西日本営業部長の皆様から、丁重かつ心温まるお祝いメッセージを頂いた。

<第3部:懇親会>

 乾杯のご挨拶:乾杯のご挨拶は、医学部同窓会「烏帽子会」副会長である武末佳子様から頂戴した。

 武末副会長は、私は随分前から香川県支部の総会に出席させて頂いているが、それは私が京都府立医大病院に勤めており、有信会大阪支部の総会に出席していた頃からの高木支部長とのご縁もあるが、基本的には、当支部は医学部卒業生の出席者が多く、実質的に烏帽子会香川県支部としての機能を果たしているからと話された。

 今年の企画を「医学部卒業生全員集合」としたのには理由がある。昨年の総会で、香川県で初めて人工関節置換手術支援ロボットを導入した、「社会医療法人財団大樹会・総合病院坂出回生病院」をご紹介し、同病院の理事長・松浦一平先生(医H4)にその詳細を報告して頂いた。同病院の整形外科は福大病院の整形外科医局の関連病院となり、松浦先生以外に福大の医局から6人の若手医師が派遣されている。現在の医師不足、専門医不足のなか、松浦先生は非常に助かっているという。専門医不足の状況は、他の病院でも同様であろうと思う。このような状況に福大の医局が何かお役に立てないか、また、その対応は福大の医局関連病院の拡大にもプラスになるのではないか。

 さらに、県内の福大医学部卒業生も40名を超える状況となっている。多くの卒業生が主として地元香川大学病院の医局に所属して、スキルアップ、キャリアアップを図っているが、できれば出身大学である福大の先輩、後輩の絆を築けないか、医局を離れた先輩、後輩の自由な相談の機会を設けられないか、などの課題がある。

 今年の企画は、これらの課題について、医学部卒業生の方に集まって頂いて、医学部長であると同時に医学部同窓会長でもある小玉先生のご意見を伺いながら、皆さんに率直に議論して欲しいという支部の思いからであった。総会後に出席会員から届いたお礼のメールの内容を拝見すると、その思いは十分に通じたように感じる。

 当支部は、医学部卒業生で構成されていた「福大医学部香川県同門会」の方や大手外資各製薬メーカーのMRの方、四国厚労局の方らを中心として構成されていた「福大香川県医療薬学関係者同窓会」の皆様にも合流して頂いており、メンバーには医療薬学関係者が多い。武末烏帽子会副会長が言われるように、これからも烏帽子会、薬学部同窓会としての機能をも担っていく必要があるだろう。

 医学、薬学、スポーツ科学を含む文理9学部の多様な職種、志向の卒業生が一堂に会して共に充実感を感じることができる同窓会とはどのようなものであれば良いのか、35回目の総会を経て今なお試行錯誤の状況ではあるが、他の同規模の総合大学の場合に比べて、純ワンキャンパスで学んだ福大卒業生は比較的学部の垣根が低い。この素晴らしい特徴は大いに生かしてゆきたい。

 自由歓談、自己紹介:初めての参加者は、野村證券高松支店2名、プルデンシャル生命保険高松支店1名の3名。

 24名の会員それぞれが、順々に自己紹介、近況報告。各会員の話は大いに盛り上がり、とても90分の懇親会では時間が足りなかった。

 閉会

 最後に、全員で応援歌第2「われらが福大」を合唱。村上理事を始めとする福大大濠高校出身の方(3名)にとっては校歌でもある。前に出て元気に歌って頂いた。その後、高木支部長より出席のお礼、来年の総会も例年通り11月の最終土曜日28日に本会場で開催するとの周知で第2部の総会・懇親会行事はすべて終了。

 続いて、二次会の会場である会場ホテル21Fのスカイラウンジ「バーアストロ」へ移動。医学部OB,OGを中心とする15名の会員の出席で小玉医学部長を囲む会を開催。カクテル中心のメニュー(30種)で、備讃瀬戸の夜景を堪能しながら、これまた和気藹藹の盛会となった。

 

 

 

                  

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