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平成30年度 第31回 福岡大学同窓会有信会香川県支部総会報告

昨年創設30周年を迎えた香川県支部(在籍者約400名)の平成最後の総会が高松市のJRホテルクレメント高松で開催された。大学から関口浩喜教務部長、有信会本部から辻勝也理事、大阪支部から原支部長、東海支部から黒瀬支部長ほか2名の特別ゲストが出席。会員の出席は連休中日の関係もあって20名。友好関係にある九州産業大学香川県地方本部からも丁寧な祝辞が届けられた。  総会第一部では、元大分大学病院薬理学センター客員教授で、医学博士の大西純一会員が「理解力と知識力」について講演。最近の入試や国家試験では理解力を問う傾向にあるが、理解力は知識力があって初めて発揮できるもの、物事を正しく評価するためにも知識力を疎かにしてはいけない、と説かれた。プロジェクターを使用し、各種の事例を紹介しながらの非常に面白い話に一同興味津々の面持ちであった。  来賓挨拶に移り、関口教務部長は、大学の現況について種々話されたのち、本学附属高校の話題にも触れられた。特に創立100年の歴史を誇る女子高であり、福大との高大連携で注目されている附属若葉高校は来年から男女共学校に移行するが、その反響が予想外に大きく、オープンキャンパスへの来校者数は昨年までの5倍増となり、話題になっていると報告。辻理事は、有信会のこれまでの行事について報告した後、自らの出身学科である社会デザイン工学科の就職実績についてオープンキャンパスで配布している資料に基づいて解説。黒瀬東海支部長は、東海支部の現状について報告したのち、昨年支部長になったばかりで勉強中、今日は香川県支部の運営を学びに来たと挨拶された。父親の仕事の関係で、小、中、高(2年)と高松で過ごされた黒瀬東海支部長にとって高松は故郷でもある。  第二部の総会行事では、高木支部長が1年間の活動を報告、さらに来年2月に行われる次期代議員選挙に松本副支部長と自分の2名が立候補の届けをしたと報告。  第三部は懇親会、医学部・岩本正博幹事の開会挨拶ののち、原大阪支部長の乾杯の音頭で開宴。今年も和洋折衷の讃岐料理に讃岐の銘酒「金陵」、瀬戸の潮騒を背にしながらの福大談議、どの会員も嬉々としていた。会員の自己紹介も楽しく、素晴らしいものばかりであった。やがて校歌斉唱ののち、スポーツ科学部・合田誠幹事の万歳三唱で総会行事はすべて終了。二次会の会場「庄や」へと場所を変えたが、これまた談論風発の盛会であり、医学部会員の旺盛な出席と活発な話題提供に、関口教務部長は「いやあ有信会は楽しいですね」、また辻理事も「これほど医学部会員が多く出席する支部総会、二次会は初めてですよ」と感嘆しきりであった。  なお、来年の香川県支部総会は、11月23日(第4土曜日)に同じJRホテルクレメント高松「雅の間」にて開催の予定。 
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