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令和5年度 香川県支部総会の報告

創設第33回目の香川県支部(在籍者約380名)の4年振りの支部総会が高松市の「JRホテルクレメント高松」で開催された。大学からの来賓として山下恭弘法学部長、有信会本部からの来賓として松原秀樹理事、大阪支部からの来賓として岡部良子支部長代理、特別ゲストとして前善通寺市議会議員の大西智晴氏、九州産業大学同窓会楠風会香川県地方本部副本部長の倉田奨氏、機関紙」「有信」の取材担当として広報委員会の松中友広氏らが出席。会員の出席は17名。

 四国ブロック3支部の内の徳島県支部、愛媛県支部の代表は、仕事の都合及びコロナ事情により欠席された。友好関係にある岡山県支部代表も都合により欠席された。

 出席会員17名の学部別の内訳は、人数の多い順に商学部4名、医学部4名、経済学部4名、法学部3名、薬学部1名、スポーツ科学部1名であった。本年の場合、蜜を避けるために、一応開催はしたものの積極的な出席勧誘は行わなかった。その割には、まあまあの出席状況であったように思う。

<総会>

松本健一副支部長が4年振りの開会を宣言し、その後、まず物故者に黙とう。本年は支部創設にご苦労された初代支部長の詫間繁幸先輩がご逝去、100歳であった。心よりご冥福を祈りたい。続いて、事業報告、会計報告等を行い、総会行事は無事終了。最後に高木支部長が、3年間総会を開催しなかった事情と経緯を説明、会員の了承を得た。

来賓挨拶に移り、まず山下法部長が大学の種々の現況について報告。その後、自分は岡山県の出身(県立操山高校)であるが、実は高松は祖母の故郷、子供のころ連絡船に乗って高松に来るのが楽しかった。小豆島での海水浴など、高松は本当に懐かしい。呼ばれたら、何度でも来ます、と笑わせた。松原理事(熊本出身)には、予め福岡の「天神ビッグバン」、「博多コネクティッド」、「セントラルパーク構想」等について報告して欲しいとお願いをしてあったため、随分丁寧な資料を準備(配布)して頂き、まるで講演のように詳しくお話頂いた。改めて心よりお礼を申し上げたい。出席者も大変喜んでいた。大阪で司法書士事務所を経営する大阪支部長代理の岡部良子氏(長崎出身)は、商学部出身の自分がなぜ法律家である司法書士と言う職業を選んだのか、福大を卒業してからの体験を交えて、これまた詳しくお話頂いた。

御三方共に充実したご報告で、久し振りの総会を本当に盛り上げて頂いた。会員一同、心より感謝申し上げます。

<懇親会>

久し振りの総会開催で段取り不十分な点もある中、山下法学部長の乾杯の音頭で無事開宴。和洋折衷の讃岐料理に讃岐の銘酒「金陵」、四国工場製の出荷間もない「アサヒスーパードライ」、瀬戸の潮騒を背にしながらの福大談議、どの会員も実に嬉々としていた。テーブルごとの会員の自己紹介も大いに盛り上がり、2時間の懇親会はあっという間であった。

校歌斉唱ののち、特別ゲストのお二人の万歳三唱で総会行事はすべて終了。二次会の会場21F「バースカイラウンジ」へ移動。ほぼ全員が出席。カクテル中心のメニューで、高松港の夜景を堪能しながら、これまた和気藹藹の盛会。「いやあ~本当に福大有信会は楽しい!」とは誰かの感想であった。

 「母校」とは、かって学生生活を共有した者同士が心の「ふるさと」として懐かしむところ、そして「同窓会」とは、その母校への帰属心を時と所を超えて満たすところ、少し自己中心的ではあるにしろ、現代人の心の「寄る辺」として、まことに意義のある存在である。我々は、そのような役割を認識し、仮に組織は小さくとも、この香川県域において、母校発展の一助となるべく、出来るだけ志の高い活動を続けてゆきたい。「小さな支部にも大きなスピリッツ」、これは私たち香川県支部の合言葉であり、支部の歴史を貫く理念である。来年も盛会を期待したいものである。

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